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2018年1月26日(金)
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植木屋さんの話

こんにちは。ホームページ制作Fの植木です。
毎日とても寒いです・・先日は事務所の外に置かれたバケツに氷が張っているのを見つけました。
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今週は大分でも雪が降ったりと寒い週でした。
春が待ち遠しい気分です。
と、気候のことを書きつつ、、話題がないのです!
困っていますが、話題がないのは仕方ないので、何かもう、ひねり出そうと思います。

こないだ我が家の庭の剪定をしに、植木屋さんがこられました。
植物が大好きで仕方ないという方で、ずっとニコニコとしていて、私たち家族も嬉しく、
庭の槙の木や藤の木を褒めてくれながら剪定してくれて、菌が入らないように薬を枝に丁寧に塗って、
最後は落ち葉まで全部拾い上げてくれました。
それで、朝から夕方までかけて庭を見違えるほど綺麗にしてくださって、
さすがプロだなぁと、とても感心しました。
Fでも庭の真似事みたいなことをして、本当に大変だったので、余計ありがたく、
ずっと家族で、あの植木屋さんはすごい、すごいなぁと家族で話しました。

綺麗になった庭は見ていても飽きなくて、植木屋さんが帰った後、
庭へ出て、初めてその時、梅の木に小さな赤い蕾を見つけました。
ずっと気にもしてなかったけど、ちゃんと植物の方では色々と進んでいたんだなぁと思い、
自分の庭の木の変化にすら目を向けられてなかったことに気づきました。
近頃色々やらないといけないことに追われている感じがして、ちょっと、
まぁそういう時もあるけれど、なるべくゆとりを持ちたいなぁと思いました。

植木屋さんといえば・・落語で、夏の話なんですが、青菜というのがありまして、
植木屋さんが、仕事の手を休めて庭を眺めているシーンから始まります。
サボっているわけじゃなくて、庭をこれからどうしたらよくなるか構想しているんです。
そこへ、お屋敷の主人から声をかけられる。
植木屋さんが言い訳を始めるんだけど、お屋敷の主人は責めるために声を掛けたんじゃなくて
一緒にお酒でも飲もうといって、菜はお好きかな、鯉のあらいはお好きかと、
色々勧める。植木屋さんは恐縮しながらも、とても喜んでありがたく色々いただくんです。
私はこの噺がなんとも好きです。

この落語を聞くと、夏の暑い日の、植木屋さんの頬をつたう汗や、そこに吹く風や
よく冷えたお酒など本当によく想像できます。
鯉のあらいを食べたことがないはずなのに、舌に刺身を置いた重みや、
冷たさや、それを咀嚼している気分にまでなります。
この噺の、何か、丁寧さっていうのが好きなんだと思います。
とりあえずやっちまえというんじゃなくて、焦ることもなく、構想を練っている植木屋さんや、
それを責めずに信頼している主人の計らいや、
料理を、いちいち感心しながら丁寧にありがたく味わっている描写、
腹を抱えるような面白さはないんですが、江戸時代の人の良さや時間の流れみたいなのを感じます。

現代社会は駆け足で、時々疲れるけど、心の持ちようもあるから、
ただ自分に鞭を打って走らせるんじゃなくて、
この落語のように、何かをじっくり観察したり、愛でて見たり、喋らずに黙ってみたり、
食べるものや気遣いにただ有難いと思って頂いたり、
または誰かを責めずにまずは優しい声がかけられたら良いなぁ、理想だなぁと思います。
ちょっとカリカリしたらこらから青菜を聞こうと思います。 
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