Illustratorでデザインをしていく時に、一部だけ違うデザインにしたい場合、
そのパターン分データを作ると、共通部分に修正が発生した時に
増やしたパターン全てを修正しなくてはいけなくなってしまいます。
2つくらいならまだしも4つも5つもあると修正も大変で、
モレや間違いが発生しやすくなります。
そこで便利なのがレイヤー機能です。
可変部分を別のレイヤーに分けておいて、
レイヤーの表示・非表示で切り替えられるようにしておけば、
ベースとなるデザインに修正が入った場合でも1つのデータを修正するだけですみます。
「仕分け」という名前のレイヤーを表示
「梱包」という名前のレイヤーを表示
「積込」という名前のレイヤーを表示
このように、レイヤーの目のマークで表示・非表示を切り替えれば、
1つのファイルで複数のパターンのデザインをすることができます。
因みに、上のように部品によってレイヤーを分けて修正しない所にロックをかけておけば、
間違って動かしてしまうという危険も回避できます。
レイヤー機能をうまく活用すれることで、スムーズに作業を行うことができます。